2010年11月2日火曜日

13歳のハローワーク、20歳のハローワーク

あら、アップしていなかった。
8月に書いたままだった。
一応、載せてみよう。すっかり、載せた気でいたので。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2番目の娘が中学を受験したいと言い始めた。
何しろうちは子供の人数が多いのだから、私立はだめで、公立の一貫校ならい
い。ダメだったら地元の中学に行きなさい。これが我が家のスタンスであ る。
 
さて、学校説明会に参加して思ったのが、大学と同じではないかということだ。
・6年間の学習計画:シラバスの作成
・学習ポートフォリオ
・キャリア教育(職業調べ:インタビューや職場訪問、リサイクル活動、サマー
キャンプ)
...これは、その時のメモである。普段、身の回りで聞く言葉ばかりだ。なる
ほど、文部科学省の影響は大きいものだと感嘆した。
 
計画的に物事を進める。そういう能力が欠けていると感じる。だから、きちんと
調べて、目標を立てて、それに向かって邁進するよう教育する。
道理である。
 
しかし、ある時から、それに疑問を持つようになった。Tさん(謀女子大学の先
生)に、「最近は、職業調べなんかさせて「これしかない。」という進 路を見
つ けさせるから、希望が叶わないと「自分がすべき仕事はこれじゃない。」な
どと言って就職しない学生が増えるんじゃないの?」と言われたからであ る。

御意。

計画性は、日常で身につけさせるべきだ。将来の夢なんて、いくらでも変わるの
だし、だいたい、就職はお見合いだから、相手に気に入られなくてはダ メで、
自 分が気に入るのは何かという視点だけではダメだ。でも、だいたいは前者の
視点だけで終わっている気がする。

まあ、授業や指導に対し「それって何の役に立つんですか。」なんて言う輩に
は、「あなたは何を目指しているの?」と聞いてしまったりするので、文 科省
とは同じ穴の狢なのだが。
 
13歳にはいろいろあるということを知らしめ、20歳には相手は何を望んでいるか
を知らしめる。そういうことでいいのではないだろうか。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿