2010年11月13日土曜日

旅日記<14> - 晴れのち雨、豪華な宿

宿泊したホテルの部屋
 
最高気温7℃ながら晴れ渡ったロンドン。最高気温15℃のベネチアに向かうのを楽
しみにしていた。しかし、着いたら雨。それもそれなりの強さだ。
 
ヴァポレットの料金を聞いて、耳を疑う。一回乗船すると800円からのお金が飛
ぶのだ。3日券で3,600円。しかし夜。この雨ではしかたがな い。

リアルトから少し入ったところにある宿。大体の検討はついているのだが、何し
ろ夜。よくわからない。それでも、ごちょごちょ動いたら、目指す広場 に出
た。Webで見たホテルがそこに。安堵。
 
ここは、ロンドンと同程度の料金なのだが、部屋の広さも設備も朝食も、すべて
格段にいい。この値段でいいのかなと思うほど。
昔、ホテルのインテリアデザインを手がける人が、機能性は多少犠牲にしても、
とにかく雰囲気を作ることが満足に繋がるという話をしていた。そう、 雰囲気
もいい。
 
2つ難点があった。
ひとつは、いくつかの館をつなぎ合わせたらしく、一番奥の私の部屋に行くまで
に上ったり降りたりを繰り返す必要があったこと。もうひとつは、湯船 の栓が
イタリアンで、お湯を貯めるとちょろちょろ漏れる音がすること。だんだんお湯
が減っていくこと。ぜんぜんゆったりとできなかった。
 
恐るべし、「ちょろちょろ」音。

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