ところはあると思う。昔から、「門前の小僧、習わぬ経を読む。」とか、「蛙の
子は蛙。」というではないか。
落語家は前座修業の頃、特別何かを教えてもらうのではないという話がある。囲
碁・将棋の名人は名人門下からしか出ていないという話も聞いたことがある。確
認していないのでウソかもしれないが、言いたいのは、師匠の芸事に対する姿勢
とか、名人の気構えとか、一緒に生活しないとわからないことがある。それが大
事だということだ。
それを持っている分野がある。それを活かすのも一つの方法だ。
商売人は商売の作法を知っているし、教員の子息は教育者の気構えについて学ぶ
ところがある。
我が家は、教育系と看護系がメインだが、君の曾祖父まで遡れば、ペンキ屋や機
械加工のような職人系の仕事もあり、販売をやっていた祖父もいる。そういった
ことも関連するかもしれない。
何となく知っていることが将来強みになる可能性は、それなりにあると見る。
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