2010年1月27日水曜日

理系か文系か、迷える16歳の娘に向けて その10

あれ、理系か文系かの話ではなくなってきたね。
そう、将来の話だ。
理系か文系かも、将来への道筋に過ぎない。後から変更することも可能な道筋
だ。今、しっかりと考えておくべきだと思うが、それで決まってしまうことでも
ない。
 
大事なことは2つある。
ひとつは、自分で決めること。自分で決めれば人のせいにはできなくなる。後で
失敗だったと思ったとしても、自分で責任を取れる。それが潔い。幸い、うちは
商売をしているわけでも、伝統芸能をしているわけでもないから、選択は自由
だ。人の話を聞くにしても(これは重要。情報収集というのは、いつでも重要
だ)、最終決定は自分で下すことになるだろう。

ふたつめは、自分と社会を見つめること。自分は何をやりたくて、どんなことに
向いていて、社会は何を求めているのか。自分の何処が武器になるのか。これか
ら、どんな武器を身につけていけばいいのか。
 
「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず。」
 
この言葉を、これから重要な決断をする機会が増える君に贈りたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿