理系的な要素は理系で磨かれるかというと、必ずしもそうではない。心理学な
ど、人の心を扱うのだから、思いっきり文系だが、中身は非常に理系っぽいと言
われる。心の問題を客観的に扱おうとしたとき、科学の考え方をできるだけ厳密
に取り入れようとしたためだ。建築は普通理系に分類されるが、文系的な、もし
くは芸術的な要素を持ってもいる。
それで思うのだが、これからは文系とか理系とかいう分類は、どんどん意味を成
さなくなっていくのではないか。だって、どの分野にもどちらの要素も存在する
のであって、ならば、どちらもできた方がいいに決まっているではないか。
レオナルド・ダ・ヴィンチは一つの理想である。科学技術にも、芸術にも力を発
揮した。万能人。いい言葉だ。父の理想であるし、目指したいところである。
0 件のコメント:
コメントを投稿