2009年5月4日月曜日

感じる旅、考える旅

最近は、飛行機の機内誌にあたるものが新幹線にも置かれている。GW、一泊二日
で帰省した折り眺めたそれの副題についていたのが、この言葉である。私が勝手
に標榜している「感じて、考える。(モットーのページをご覧ください)」を分
解した言葉だったので、目に留まった。
旅の楽しみはいろいろあるだろうが、「きれいだな。」、「おいしいな。」とい
うように感じる楽しみがある。それに史実や建築や料理や風土、そういった諸々
の知識が折り重なって体験に深みが出る。そういうものであろう。
私は京都はいい歳の大人になってからが楽しい街だと思うが、それは上述したよ
うな知識の蓄積はもちろんだが、人生経験という自分自身の財産がもたらす変化
が感じること、考えることを変えるからだとも思う。

梅雨の頃や曇りの日に行ってみたい場所もあれば、晴天の日に行ってみたい場所
もある。朝靄の頃に行ってみたいところもあれば、夕暮れ時に訪れたいところも
ある。そう、人がいない時分に訪れたい場所は数知れない。そういったシチュ
エーションは感じること、考えることに大きく影響する。
だから...授業をさぼって出掛けたくなってしまうのだが、断行する勇気は持
てないでいる。


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