2009年5月14日木曜日

誰かがやっていたのね

先週末、MERA(人間・環境学会)の運営委員会があった。2週間後に迫った大会
のこと、年に3回開催している研究会の企画、学会員の入退会の承認、それに事
務作業の簡素化などが主なテーマであった。
年齢のせいか、最近こういった仕事がめっきり増えた。建築学会でも小委員会や
ワーキンググループの主査(委員長みたいなもの)と幹事(副委員長もしくは書
記のようなもの)を併せて3つ担当している。
さて、そういうことをやるようになって感じるのが、「誰かがこういうことを
やっていたから、世の中廻っていたのね。」ということである。こういう仕事は
基本的にボランティアでお金がもらえるわけではない。それでも、学会のような
組織を運営していこうと思えば、誰かがやらねばならないことでもある。それが
廻ってくるお年頃になったということを感じる。
主査をやると、さぼれない。これが結構きつい。別のやらねばならないことが突
発的にできたりするからね。企画案を作らねばならないことも多いし、小さいと
は言え組織が実際に動くよう、連絡したり、意見を聞いたり、それを収束させる
ことを考えたり。それなりに気を遣う。時間も使う。とまあ、そういうことだ。
 
自分がぺーぺーだった頃はあまり考えたことがなかったが、誰かがやってくれる
からこそシンポジウムが開催されたり、学会大会や研究会が開催されたり、本が
世の中に出たりするのだなあということを感じる。
それが役に立てば嬉しいのだが。さて、今回の大会の参加者はいかほどかな。
 
MERA第16回大会(at 武蔵野大学)
http://www.mera-web.jp/

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