2010年4月6日火曜日
Google Analytic
事が手つかず。人の間を彷徨っている。
さて、このサイトを立ち上げたのがほぼ1年前。ずいぶんページも増えたのだ
が、アクセス数は?
そんなことがわかるのがGoogle Analyticのサービス。画像は、ここ1ヶ月にア
クセスする人がいた国を表している。当たり前だが、ほぼ日本独占。それでも、
他の国からたどり着いてくれる人もいるみたいだ。
アクセス数は、だいたい15人/日くらい。もう少し増やしたい気もするが、思い
つきを書くようなコーナーなどもあり、全体としてのコンセプトに欠ける嫌いが
あるから、こんなものかな。
検索でたどり着いてくれるキーワードには「アフォーダンス」を含んだものが多
い。あと、環境心理学の本の紹介ページも見られているみたいだ。ずいぶん更新
が滞っているので、夏休みにでもリニューアルしよう。
2010年3月25日木曜日
協力的な人...
大学で研究員をしているというOGが、こんなことをしゃべっていたのが印象に
残っています。
「赤ちゃんの睡眠について研究しているんですが、実験に協力してくれるお母さ
んというのは、決まって働いている人か子供が3人以上いる人なんです。忙しい
はずなのに、そういう人の方が協力してくれるんです。」
妻が、PTA関係のことをやっていて、同様のことを話していた。「時間ありそう
な人が、意外と協力的じゃないのよね〜。」
どういうことなんでしょうかねえ。
まあ、忙しい人に仕事が集まるというのは、我々の業界でもありますが。
世の中、働く人と働かない人に分かれるということなんでしょうか。暇であるこ
とに幸福を見いだす人と、動いていることに幸福を感じる人がいるということで
しょうか。
うーん。
2010年3月24日水曜日
ネタがないと...英語もしゃべれない
とがある。卒業式の日には、10年ほど前に終了したT嬢がひょっこり現れた。
彼女は、高校の教師をしていたのだが、ふと!? ニュージーランドで日本語を教
えるというプログラムに参加した経験を持つ。職を辞してまで、出かけていった
わけだが、何と今は、同じような志を持つ人達を派遣・紹介する小さな会社に勤
務しているのだという。
その人達に話しているのが、「ネタの重要性」だそうだ。
「後輩に話してくださいよ。」と言われたのが、生活環境学科はネタの宝庫だと
いうこと。身近な環境を扱っているから、勉強したことが生活の中で話題にでき
るというのだ。
「外国に行けば、英語がしゃべれるようになると思っている人が多いけど、大間
違い。コミュニケーションを取るには、相手に興味を持ってもらえる話題がな
きゃね。日本人だけでつるんでいる人達は、だいたい、しゃべることがないの
よ。」と手厳しい。
我々の会話には、身内の会話というのがある。有り体に言えばウワサ話。でも、
これは身内じゃないと面白くないんだな。背景が異なるとウケない。ウケるため
には、相手に興味を持ってもらえる話題を用意しておく必要がある。それが生活
環境学科では学べるというのだ。
ネタは、何も言葉でなくてもいい。
彼女が例に挙げたのは写真。普段の日本の様子を写真に撮っておいて見せるとい
うやり方。写真を見ながらだと、相手がどこに興味を持つかもわかるし、いいネ
タなのだが、こういうものは日本で用意しておかないといざというときに使えない。
「普段の勉強のどこが将来役立つかなんて、わかりませんよ。」というのが、彼
女の体験に基づくアドバイス。何でも吸収しておくべきということでしょうか。
2010年3月2日火曜日
いきいき研究室増産プロジェクトでの研究室紹介
さて、思い返せば学科要旨の提出日。提出直後に、M先生の紹介で研究室を訪れ
た岡本さんという院生がいた。彼女は、大学の研究室を研究しているのだとい
う。30分ほどであったか、インタビューを受けた。
研究室の研究にはまっているのだそうだ。学生にとって一番身近な場所のはずだ
が、その運営のノウハウなどは共有されていない。実際、いくつもの研究室を訪
ねてみると、それぞれが特色を持った活動をしている。そういうものをオープン
にしたいと考えているようだった。
立派なホームページを持っていて、そこに環境デザイン研究室のことをレポート
してくれたものが掲載された。ご一読いただければ。
近々開催されるシンポジウムについても、告知されています。私は行けないので
すが、ご興味のある方はぜひ。
2010年2月19日金曜日
講評会を終えて...Is yours a best solution?
しながらの参加。その中で記憶に残っているのが、「今年の学生はみんな頑固だ
から。」というT先生の一言だった。
頑固というのが、私は嫌いではない。一つのことにこだわり続けるのが成果を生
むこともあるだろう。しかし、T先生が言っていたのは、最初のアイデアに固執
する傾向のことだった。
有名建築家だって、さまざまなスケッチをしながら、さまざまな可能性を探るだ
ろう。その過程では、形は大きく変化することもある。そういう変化が見られな
いのだとすると、問いたい。
「それは、最高なの?」
で、やってみたらいいと思うのが、フランクリンが開発したという、功罪表だ。
これは、非常に単純なもので、右に○、左に×を書いたら、その下にいいことと悪
いことを箇条書きにしていく。本来は、その○と×の項目をちょうど同じぐらいの
価値と思うものどうし線を引いて消していき、最後に○の項目が残れば採用、×の
項目が残れば不採用とやる。合理的な判断をサポートするツールだ。
もちろん、そうやってもいいが、○と×の項目が意識されたら、×を減らすにはど
うしたらいいか考える。そういうときにも役立つだろう。眺めながら別のアイデ
アを思いついたら、同様にやってみて○の数を増やしていく。そういうことを繰
り返すと、betterな提案に近づけるのでは。
そんなことを考えた。
西洋人は、あの音を気にしない!?
生の卒業研究の予行演習をやってみようというものである。
その中の一人が、音姫についてやったのだが、そのプレゼンの時に、排尿時の音
を気にするのは日本人だけだという話をしていた。
中国人は扉のないトイレに列を作って利用するとか、子供はそもそも排泄に嫌悪
感はないとか、つい200年くらい前のヨーロッパやアメリカの都市には豚などが
徘徊していて、糞尿も窓から投げ捨てた、貴族たちは糞尿を避けるために高下駄
だか厚底だかの靴を履いており、庶民は糞尿を投げて遊んでいたとか。そういう
ことを考えれば、音くらいなんでもないのかもしれないが、音を気にするのは日
本人だけだとすると、なかなかに文化的な話だ。
どうして気にするようになったのか。
その他も含め、全6編。putit surveyは以下のアドレス。
http://www.jissen.ac.jp/kankyo/lab-maki/student/p-survey/p-survey0900.html
2010年2月4日木曜日
健康寿命
日本は健康寿命なるものも世界一ですよと。つまり、介護を受けずに自立して暮
らせる時間も、世界一ということです。たいへん、うれしいご指摘でした。
→2010年1月4日月曜日「作られた長寿大国日本 」に対するコメントをご覧ください。
しかし、以下のページを見ると、先進国では平均6.4年も介護が必要な状況のよ
うです。
http://www24.big.or.jp/~keiyousi/kenmin/choujyu/choujyu.htm
自分の晩年を考えると、ぞっとしないなあと思いました。
母が聞いてきたところによると、栄養補給は延命治療ではないのだそうです。一
般的な治療。食べられなくても生きていってしまう。そういう状態になるとき
が、自分にも来るのでしょうか。
varonさんは、健康日本21という国の政策でも取り上げられている?「ピンピン
コロリ」という言葉についても教えてくれました。思い通りに死ぬ秘訣なんてあ
るのかなと思いつつ、簡単に調べてみたのですが、要は、食事や運動に気をつけ
て健康を維持し、できるだけ人様の世話になる期間を短くしようということのよ
うです。それならできそうです。
私はやせ形なのに高血圧気味。食事にもっと気を遣わないと、ピンピンの期間を
長くできないですね。
varonさん、ご指摘、大変ありがとうございました。参考になりました。
「ピンピンコロリ」については、下記のページを読んでみました。
http://www.asotk.com/healthinfo/rensai/satoh/