2009年8月4日火曜日

自転車のAmbiguity(アンビギュイティ)

毎朝、自転車で駅まで20分。すれ違う自転車を見ていて、本当に危ないと思う。
まず、右側通行の多さ。歩道を通るならまだしも、車道側を走ってくる自転車を
こちらは避けるわけにはいかない。後ろから車が来たら轢かれるのはこちらの方
だ。それなのに右側を通る輩が多い。
次に信号無視。車通りが少ない側の道だと、左右確認もせずに突っ切ってくる。
車なら音である程度わかるだろうが、自転車が通ることもあるのだ。それを認識
していないのではないか。
 
こういうことが起こるのには、自転車の存在が曖昧であることが関わっているよ
うに感じられる。自転車は車両ということになっているが、免許証はいらない。
幅が狭いから車道だけでなく歩道も通ることができる。大人は車道通行が原則だ
が、こどもは歩道を通っていいのだそうだ。
歩行者用の信号に「歩行者・自転車用」と書いてあることもある。「歩行者用」
だけの場合もある。自転車が車用の信号に従うべきか、歩行者用の信号に従うべ
きかは、そこの文字をよーく読まないとわからない訳だ。これでは、よくわからん。

そういう存在であるから、都合に応じて、車になったり通行者になったり。それ
が危険を生んでいると思う。
 
リーダーズ英和辞典より
ambiguity
あいまいさ, 両義性, 多義性; 両義にとれる[あいまいな]表現[語句]; 不明確さ
 

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