2010年9月18日土曜日

景観に関連した施策の評価基準

建築学会ので聞いたお話。景観関係のパネルディスカッションだった。
途中から入ったので曖昧なのだが、公共的なイベントをやるときに、4つのポイントから評価して実施するかどうか決めるという。

(1)経済的な効果
 イベントをやることで、地域にどれだけお金が落ちるか
(2)宣伝効果
 そのイベントがさまざまなメディアによって伝えられることで、どれだけ地域の宣伝となるか
(3)社会的価値
 貧しい人などにどんな意味があるか、地域住民が地域を見直すきっかけになるか
(4)人材育成
 さまざまなノウハウを蓄積して、今後を担える人材を育てることができるか
 
 これって、良くないですか。とってもバランスの取れた評価視点だと思って紹介しました。東京理科大学の伊藤 香織先生が話されたことです。

(3)に関わると思うのだけれど、「Civic Pride」という言葉も、キーワードとして良く出てきました。地域に誇りを持つってことが大事で、そこに景観は大きく関わっているという話だと思う。


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