今朝、新聞を見ていたら、北海道美瑛町の一本のポプラの話題が載っていた。私
が小学生の頃、スカイラインのCMに登場したポプラだという。私も以前、学生と
立ち寄ったことがある。そのポプラの隣には一軒のペンションがあった。新聞に
は、そのペンションの客にアジア人が多く、取材時には8名中6名が香港からの
客だったとある。
何気なく読んで、通り過ぎたのだが、昼飯時に脇にあったポプラの写真を見て、
「そうか、これは香港にはない風景なのだ。」と思い当たった。中国に行ったと
きに見た雄大な風景は、北海道のそれとはまったく違う。端的に言えば、北海道
の方が明るい。緑が明るい。空が明るい。まぶしいくらいだ。これは確かに魅力
だろう。
そう思いついた途端、中国にはなくて日本にはあるものをたくさん思いついた。
そうか、それなら観光立国「日本」もあり得る。
まあ、中国人のバイタリティを許せるのなら、という条件付きではあるが。
※今春、パリのエルメスで多くの中国人を見かけた。しかし、ルーブルの中では
とんとお目に掛からなかった。中国人の物欲は二十数年前の日本人並みだと言わ
れる。徒党を組んで買い漁り、食べまくり、しゃべりまくる。
数十年経てば変化するかも知れない。その日まで、寛容でいられるかというの
が、「条件」の意。
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