2009年4月29日水曜日

西友は暗くなった...

「パンを買ってきて。」家に電話をしたらそう言われたので、駅前の西友に入っ
た。確かに久しぶりだったのだが、店内改装中。それがやたら黒いのである。

 運搬用のプラスチックの箱を整然と積み上げたような棚。その箱が黒い。だか
ら棚は真っ黒。それが店内に整然と等間隔で並んでいる。床・壁・天井以外は
黒。そういうインテリアである。ドイトというDIYの店がドンキホーテに買収
されて変わった時と似ている。商品を積み上げて倉庫のようにした造り。ああ、
あれだ。
 それだけではない。棚の間隔は、天井に取り付けられた蛍光灯の位置と関係な
く決められているのに、棚には照明が当てられていない。だから商品が暗い。こ
れで購買意欲が湧くだろうか。

 まだ改装工事が進行中の段階でこんな事を書いたら西友の関係者の方々には申
し訳ないが、改装は大失敗に終わると断言する。いくら価格破壊が進んでいるか
らといって、雰囲気もそれに合わせてはいけない。そこは食料品売り場なのだ。
安くても新鮮に見えなくてはいけない。そう、身近な例で言えば Big-A(ダイ
エー系列)は、ポリ袋は有料だし、カートを運ばないといけないが、店内では明
るさを感じられる。その方がいい。

 何をケチるのか。それを間違えてはいけないと思うのだ。

 私は昔からある西友を、新しくできたいなげやより応援していた。しかし、こ
うなっては仕方がない。安心して買い物できる店が、また一つ消えていく。価格
破壊は、店舗やサービス、そして雰囲気をも破壊していくのであった。

祈る! 西友花小金井店の再改装&ウォルマートの撤退 !?

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